消費税の概要
消費税は、消費に広く薄く負担を求めるという
観点から創設され、事業者が販売する物品等の
価格に上乗せされて、最終的には消費者が負担する
ものである。
納税義務者
国内取引
課税資産の譲渡等を行った者
輸入取引
保税地域から課税貨物を引き取る者
ただし、基準期間の課税売上高が1,000万円以下の
事業者は、納税義務が免除される。
税率
5%(地方消費税と合わせて)
消費税の計算
原則
売上のかかる消費税-仕入れにかかる消費税
=納付する消費税
簡易課税
基準期間の課税売上高が5,000万円以下の事業者は
簡易課税を選択することができる。
簡易課税は売上に対する消費税からだけで
納付する消費税を計算できる。
経理処理
100万円(税抜き)の商品を仕入れ
200万円(税抜き)で販売した場合
税込経理
仕入れ 100万円
仮払消費税 5万円
売上 200万円
仮受消費税 10万円
税込経理
仕入れ 105万円
売上 210万円